シズテックとは

　日本刀の製造工程は50以上あるといわれています。

砂鉄や鉄鉱石から「たたら製鉄」により銃鉄を取り出すことからはじまり、鍛錬による成型、研磨、彫刻などの工程を経て刀身が出来上がります。鞘や鍔などの装飾品も木工、塗装、金銀銅細工の技術が使われています。

　800年の歴史を有する関市の刀作りはこれらすべての工程を専門職化した職人を増やすことにより発展してきました。刀匠、研師、鞘師、鍔師、塗師、柄巻師などがそれです。そして、刀のすべてについて精通したものがその職人たちを束ね名刀を生み出したきました。現代においては、それらの工程が金型製造、機械加工、塗装やメッキなどの金属表面処理、貴金属や特殊金属の加工技術となりそれぞれ独特の専門職として発展してきました。

　シズテックは、そうした地域性・環境の中で様々な加工技術に触れ研究して成長してきました。

そのことが新素材、新技術に積極的に挑戦し研究する社風を育てています。難しい仕事ほどやりがいを感じる気風はその証です。この社風が異業種とタッグを組んでの製品開発や協力会社との技術開発に躊躇することなく行動できるという強みとなっています。それらを具現化するためにシズテック経営理念は「3つのPROを大切にしよう」としています。シズテックはこの経営理念のもと、世間でお役に立てる職人集団を目指してまいります。